各中学校の中間試験が10月中旬に行われ、生徒からの点数や感想などの報告がそろうのを待って、保護者の方との個人面談を始めました。塾での様子をお話しながら、ご家庭や学校での学習状況や生活態度をうかがい、改善点や塾での学習指導の見通し、中学・高校受験についてなどお話ししています。
定期試験がうまくいかない理由
今回の中間試験の対策は、10日前ころに学習スケジュールを作成することから始めました。あらかじめ試験1週間前までに終わらせておかなければならないことを確認し、試験前1週間で何ができるのか、また何をしなければならないかを一人ひとりと話し合い、何度も修正を加えてスケジュール表を作成するのです。
新学年が始まってここまでの試験対策で思うように結果を出せなかった生徒に多く見られる傾向として、「あれもこれもと手を広げすぎて、すべてが中途半端になってしまう」「無理な計画で実際の勉強が追いつかない」などがあげられます。そこで今回は、重点的に取り組む内容を絞り込むことでそれらの問題点を改善していくことを試験対策のテーマとしました。
スケジュール表で見えてくるもの
今回作成したのは、ビジネスマンの手帳と同じく、午前9時から翌日零時まで30分刻みのスケジュール表です。そこに学校にいる時間と塾で勉強する時間を書き込むと、試験1週間前から毎日通塾して勉強したとしても、それだけの学習時間ではまったく足りないことが一目瞭然です。家庭学習をしっかりしなくてはと実感した生徒が多かったようです。
今までの試験対策を見直し、自分に必要なことを絞り込み、それを徹底的に繰り返すことをテーマに取り組んだ結果、多くの生徒がこれまでよりも成績を向上させることができました。
もちろん自分の目標に届かなかったり、勉強方法の見直す必要があったりする生徒はまだいます。勉強方法の良かった点と悪かった点を明確にして、生徒個々との面談や授業中のやり取りの中で改善していきたいと考えています。
まず勉強方法を身につける
定期試験対策では、ある程度決まった範囲における学習方法を身につけることが目標です。一方、まとまった学習時間が取れる各期講習では、これまでに学習した範囲、あるいはこれから学習に取り組む予習範囲の中での目標の立て方、学習計画の作成方法、実際の勉強のやり方などを身につけることを目標としています。この積み重ねが入学試験などで問われる、「学力」を身につけることにつながるのです。


